「思考力という技術力」が強みです
当社では社員一人ひとりが主役として、とことん思考することを奨励し、大切にしています。
会社として、合理性、客観性を重視する文化を公言しており、社員は特定の上長の予測不能な主観に怯えることなく、自らの合理性、客観性によって導かれた方針に従って、仕事を進めることができるため、相対的に高い安心感をもって、業務に励むことができます。
合理性、客観性の評価を合理的、客観的に行うということには、ある種の矛盾が含まれているため、合理性、客観性についての主張がわかれる場面においては、最終的には上役の意思決定を優先せざるを得ないという現実が存在しています。このことは合理性、客観性を重視することを公言している会社としての矛盾であり、大きな弱点になりえることだと考えています。
従って、採用プロセスにおいて、知識や経験以上に、合理的思考力、客観的思考力について、高いレベルを求めなければならないことが自明となります。これは数学を中心とした数理科学において、十分なトレーニングを積んでいる社員を優先的に採用する理由の一つとなっています。
一方、経験則的に、抽象化および合理的思考を得意とするエンジニアは、プログラミングにおいても、極めて高い品質と生産性を発揮し、当社の業績に対し大きな成果をもたらすという事実を強く感じています。このサイクルは、日々改善され続けられるプロセスであり、本質的にこのことが当社のソフトウェア開発会社としての強みに結びついていると考えます。