- KKEホールディングスの企業理念
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Innovating for a Wise Future
構造計画研究所ホールディングスは、
「大学・研究機関と実業界をブリッジするデザイン&エンジニアリング企業グループ」として、
社会が抱える多様な課題の解決に取り組み、「次世代の社会構築・制度設計」の促進に貢献しています。
私たちは、エンジニアリングを“社会と知をつなぐ道具”ととらえ、
さまざまな領域において、構想・計画・設計を実践するプロフェッショナルの集団です。
創業以来60年以上にわたり培ってきた工学知をベースに、
「建設防災」「情報通信」「製造」「意思決定支援」といった分野で、
グループ各社が技術と知見を活かし、社会の持続的な成長を支えています。
近年では、これらの既存分野に加えて、5年後・10年後の社会にとって本当に価値ある技術やサービスを提供すべく、
新たな事業領域にも積極的に取り組んでいます。
既存事業の深化と、新たな挑戦の両輪で、グループとしてのさらなる成長をめざし、
より賢慮に満ちた未来社会を共に創出してまいります。 - 新規ビジネス展開と注力領域
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新しい未来への挑戦
構造計画研究所は、持続可能な成長を見据え、新規ビジネスの創出と展開に積極的に取り組んでいます。
当社は、海外スタートアップへの投資や技術支援を通じた関係構築を重視しており、所員個人のネットワークも活かしながら、社会に新たな価値をもたらすソリューションの共創を実現してきました。こうした信頼関係は、単なる技術導入にとどまらず、日本の大手顧客との長年のパートナーシップを背景に、「社会にいち早く届ける力」として結実しています。
近年では特に、クラウドベースのサービスに注力しています。“誰でも・どこでも”使えるという特性を活かし、技術の公平な普及や災害対応、スマート社会の構築といった社会課題の解決に貢献しています。たとえば、東京大学との共同研究から生まれたクラウド型リアルタイム洪水予測システム「RiverCast」は、複雑な数理工学の成果を誰もが扱える形に転換し、全国の自治体や建設現場で活用されています。
当社が注力する主な新規ビジネスには、以下のようなサービスがあります。
SendGrid:全世界で利用されるクラウド型メール配信サービスで、日本国内でも急成長。2024年には「ITreview Best Software in Japan 2024」を2年連続で受賞しています。
RemoteLock:Wi-Fi接続型のスマートロックとクラウド管理システムを組み合わせ、複数の鍵を一元管理。宿泊施設やオフィスなどで導入が進んでいます。
NavVis:建築・製造業界で導入が進む、高品質な3Dデータ取得ソリューション。現場から企画層まで幅広く活用され、作業の効率化を支援します。
ピープルカウンター:人の流れや滞留を高精度で計測し、クラウドでデータを集計・管理。通信や顔認証などの技術を組み合わせ、都市計画や施設運営に貢献しています。 - 創業以来の知を蓄積した既存ビジネス
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課題を起点に、知を組み合わせる
ここでは、新規ビジネスと並ぶ当社のもう一つの柱、創業以来積み重ねてきた事業についてご紹介します。
構造計画研究所の仕事は一言では語りきれません。それは、当社が「分野」で仕事をしているのではなく、お客様の課題そのものに応えることを軸にしているからです。
課題に応じて、私たちは様々な職種・サービスのかたちをとり、最適なアプローチで解決に向き合っています。
現在は、以下の4つの領域を中心に事業を展開しています。
◆ 安全・安心を守る(建設・防災)
免震・制振・耐震技術を用いた超高層ビルや特殊建築物の構造設計をはじめ、防災・減災のための解析やシミュレーションを提供。人々の暮らしの基盤を支えています。
◆ 情報を確実に伝える(情報・通信)
創業期から蓄積してきたシミュレーション技術を活かし、モバイル通信や電波伝搬解析、衛星測位といった分野で、通信インフラの高度化を支えています。
◆ モノづくりを支える(製造)
CAEをはじめとしたシステム開発を通じ、設計・生産・物流・品質管理など、製造業の多様な業務課題に対して横断的にソリューションを提供しています。
◆ 科学的に決める(意思決定・合意形成支援)
複雑な現実から本質的な構造を見抜き、最適化やビッグデータ解析を駆使して、意思決定の納得性と再現性を高める支援を行っています。
構造計画研究所の強みは、これらの知見を単独で終わらせず、横断的に組み合わせることで新たな付加価値を創出できることにあります。
技術・思考・視点を掛け合わせ、社会の複雑な課題に対して、最適解をともにつくっていく。それが私たちの事業の本質です。 - 構造計画研究所のDNAとは
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構造計画研究所らしさ -KKE WAY-
「構造計画研究所とは何か」を以下の3つの問いで捉えなおしてみました。
「私たちは何をしようとしているのか」
「私たちが基盤としている行動・思考とは」
「私たちが活き活きと活動できる場とは」
KKE WAYとは、この3つの問いに対する答えの一つを示したものです。
◆KKE WAYの構成
1.目指す価値(私たちは何をしようとしているのか)
私たちは新しい「知」の価値によってビジネスを展開しています。
そのために常に最先端の知に触れ、そして自らもまた、新しい知を生み出して行くことが求められます。
学問から生まれる「知」と、実務で鍛えられた「知」。
この二つを掛け合わせて初めて誕生する「知」を、私たちは「工学知」と呼びます。
工学知こそ、私たちが目指す価値です。
2.個のありかた(私たちが基盤としている行動・思考とは)
私たちが一流の技術者として持つべきものを「強さ」「深さ」「幅」の3つの特性として捉えてみました。
この3つの特性は、それぞれ2つの要素で構成されています。
・「強さ」=「主体性」+「自負心」
・「深さ」=「愚直さ」+「可謬性」
・「幅」 =「共創性」+「冗長性」
これらの要素はお互いに補う面がある反面、相互に矛盾を生じさせる特性を持っています。
そんな場合、私たちはそのどちらかを選ぶのではなく、
どちらも大事にしながら高いレベルで融合させていくという方法を選んできました。
このようなプロセスを通してこそ、高質な「知」は生まれ、私たちの成長もあると考えています。
3.場のありよう(私たちが活き活きと活動できる場とは)
構造計画研究所は個々人が能力を発揮し、自己表現のために利用する「場」として存在します。
この「場」を支えているのは、所員同士の交流です。
私たちが大切にしたい「場」の働きを3つに整理しました。
・任せる(より強くなるために)
・つなげる(より幅を広げるために)
・問いかける(より深みを増すために)
これが構造計画研究所らしさを生み出してきた風土とも言えます。
- ダイバーシティ&インクルージョンの推進
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企業価値創造の根本は「人」、繋がりが生み出す新しい価値
構造計画研究所では性別・年齢・国籍・宗教などの多様性を尊重し、さまざまな分野の人との繋がりから新しいサービス・価値を創出していく、人的資本経営を標榜しています。
───データでみる構造計画研究所───
■多様なバックボーン・専門分野
文系…18%
理系…82%
160校の出身大学、高専から約650名の所員が集まっています。
■海外の多様な国からの参画
この10年間、様々な国から積極的な採用を推進しており、
2024年が現在では約14人に1人が外国籍です。
■新卒・キャリアの比率
新卒…80%
キャリア…20%
新卒は大事に育て、キャリア知見は大切に扱う。
このことを実現しやすいバランスで採用を行っています。
■男女比率
男性…74%
女性…26%
文系・理系を問わず、女性が活躍できる場があります。
───人との繋がりの場・働きやすい環境づくり───
■年3回の大型休暇(2024年度の例)
仕事もプライベートも思い切り充実してほしい!
GW…11連休
夏季休暇…1週間
年末年始休暇…9連休
有給消化率…86.2%
■理想の職住隣接ライフ
本社のある東京・新中野は都心に近く、住みやすい場所。
構造計画研究所では5人に1人が徒歩または自転車のみで通勤する職住隣接を実施しています。
徒歩・または自転車通勤…20.1%
■多様な部活動
構造計画研究所には様々な「公認」の同好会があります。
所属は自由ですが、備品購入や合宿費用は会社がサポートをしています。
■KKE cafeでのコミュニケーション
構造計画研究所の本社・新館にあるcafeはすべてフリードリンク!
所員同士・お客様など様々な人との繋がりの場として、
インフォーマルなコミュニケーションが日々活発に行われています。
生ビール・コーヒー・紅茶がフリードリンク
(ソフトクリームは月に一度、食べ放題!)
- 職種名
- データコンサルタント
- 仕事内容
- データ分析と社会シミュレーション技術をベースとして、モデリング&シミュレーションを用いて顧客の意思決定を支援します。主に「現状把握・評価」「施策検証」「将来の推定・予測」といったコンサルタント事業を展開しています。
以下、例となります。
〇現状把握・評価
顧客属性分類、顧客満足度要因分析、商品選好データを用いた消費者セグメンテーション
〇施策検証
新モビリティ・新サービス導入効果の検証、売上増加に向けた施策検証、混雑緩和に向けた施策検証
〇将来の推定・予測
新制度施行による将来動向予測、売上予測モデルの作成、レコメンドアルゴリズム開発と活用予測 - 求める経験・スキル
- ・モデリング&シミュレーションのスキル・経験
・コミュニケーション力
・論理的思考力、読解力、要点把握力とその表現力
・遂行力、対応力、自主自律性
・プログラミング(Python、JAVA等)
・確率・統計の知識
・データ分析の知識 and/or 社会シミュレーションのスキル - やりがい
- 独立系企業として、対象分野は多岐の業界にわたっています。また同業で複数の企業を顧客を持ちます。そのため、様々な顧客と向き合いつつ、自分達の技術を顧客の課題にどのように活用できるかを、主体的に考えることができます。ある技術を応用する、他の分野や顧客課題に転用するといった知的活動ができます。また、学術界と産業界をブリッジするという理念のもと、双方と繋がりは強く、新しい技術を自分達で昇華しながら実務で活用できるようにしていくような知的探求も行うことができます。
- 難しさ
- 「やりがい」と裏腹に、明確な回答や確立された方法論がすでにあるわけではないため、(過去の知見を活用することはある程度可能であったとしても)顧客のそれぞれ異なる課題に対して、新たにアプローチや方法論を自ら考えていく難しさがあります。
さらにそうした自らの考えや結論を顧客や内部メンバとともに考えていくため、顧客や内部メンバに対し合意・納得を得ながら進めていくコミュニケーション(交渉・折衝)が必要となるため、単なる技術だけでなく、コンサルタントコミュニケーションスキルも必須となります。 - 求める人物像
- ・即戦力となるひと
・データ分析技術や社会シミュレーション技術に関する技術と実務上での経験があるひと
・顧客や内部に対して適切なコミュニケーション力・調整力(交渉・折衝・協調)があるひと - 募集要項
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勤務地 〒164-0011
東京都中野区中央4-5-3給与 750万~1000万円
■諸手当■
・地域手当
・住宅手当(月額27500円~)
・子供手当(子一人あたり月額10000円)
・その他家族手当
・所定外勤務手当
・通勤手当
・非喫煙手当(月額5000円)
・その他勤務時間 09:00〜18:00
休憩時間:60分
時間外労働:有
フレックスタイム制
コアタイム 9:00~16:00試用期間 3か月 休日休暇 週休二日制(土日・祝日は休み)、年末年始の一斉休業、有給休暇、
その他特別休暇等あり待遇・福利厚生 ○退職金制度(確定拠出年金)
○財形貯蓄制度(住宅財形、年金財形、一般財形。奨励金20%(年間最大10万円))
○借上げ社宅制度(家賃補助5.5万円~、礼金最大11万円~)
○ベネフィット・ワン導入(総合福利厚生サービス)
○食事補助制度(一部自己負担により7,000円の食事券配布)
○保養所(全国各地)
○メンタルヘルス(外部委託会社の相談窓口設置)
○健康診断
○各種クラブ活動(野球部・サッカー部・スキー部・テニス部・音楽部・海洋開発部〈つり部〉・卓球部・ダーツ部・ビリヤード部・有酸素運動部〈ヨガ・ピラティス等〉、ジョギング部、ドイツ語部 その他自主活動)リモートワーク リモート可 原則出社、状況に応じリモート可
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更新日 2024年10月08日